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粗悪品を掴まされて大失敗?外国産ランドセルを買わない方が良い理由

外国産ランドセルを買わない方が良い理由
ランドセルは、日本固有の文化です。今でこそ海外でもランドセルが使用されるケースはありますが、ランドセルはもともと日本にのみあった文化であり、日本のランドセルと全く同じ構造の通学鞄を昔から使用している国はひとつもありません。

したがって、「ランドセル」と言えばそれは基本的には「日本国産」ということになります。

しかし、今あるランドセルの中には、日本企業が製作の指揮を執っているものの、製造は中国などにある工場で作られたものもあり、それはジャンル的には「外国産ランドセル」になります。

このように、ランドセルは日本固有の文化でありながら、日本国産のものと外国産のものとがあるわけですが、果たしてどちらを購入すべきなのでしょうか?

当記事では国産・外国産ランドセルのメリットやデメリットなどをご紹介いたします。そのうえで、国産と外国産のどちらが良いのか、考えてまいりましょう。

やっぱり国産が安心?国産ランドセルのメリット・デメリット

国産ランドセルのメリット・
いわゆる「工房系」と言われるランドセルメーカーは、日本の職人が手縫いを行っているため「純国産」と言うことができます。逆に「メーカー系」と呼ばれるメーカーは、海外に製造拠点を持っていることも多いです。

この章では純国産ランドセルのメリットとデメリットについてお話しいたします。

作りがしっかりしている?国産ランドセルのメリットとは?

国産ランドセルのメリットは、やはり「安心できる」ということでしょう。

ランドセルに限ったことではないですが、海外で製造された商品に何かしらの不具合が起こったり、不良品だったり、すぐ壊れてしまったりといった事件は今も昔もたくさんあります。

もちろん外国産にも良いものはありますが、粗悪な品もある、失敗する危険性があるというのは事実です。

日本では、不便だとか安いぶん壊れやすいとか、そういった商品は特にランドセルのような長期間使用する商品分野においては全く好まれません。ランドセルは最低でも2、3年は使うものですし、それが簡単に壊れてしまっては困りますよね。

それに今の日本では、ランドセルを子供に贈るということが成長を祝うひとつのイベントとなっています。

お祝いに欠陥品を送るということは是が非でも避けたいところでしょう。だからこそ「ランドセルは国産が良い」と考える人が多いのです。

実際、純国産のランドセルは高品質です。縫い目にばらつきもないですし、背カンや肩ベルトに初期不良があるなんてケースは非常に稀ですし、素材や製法にごまかしや嘘もなく、丈夫で軽量、背負いやすくて長持ちするのが国産ランドセルです。

日本製品にももしかすると一部ダメな商品はあるかもしれませんが、公式HPを持っていたり、展示会を行っていたり、商品にもれなく6年保証を付けていたりするメーカーのランドセルは、すべて高品質で長持ちすると考えていただいてよいでしょう。

価格がちょっと高め?国産ランドセルのデメリットとは?

それでは逆に、国産ランドセルに何かデメリットはあるのでしょうか?私は特にないと思いますが、強いてあげるとすれば価格の高さです。

純国産のランドセルは本当に手間暇かけて作られています。素材を収集し、染色し、使える状態に加工し、手縫いでひとつひとつのパーツを組み合わせ……というふうに完成までに非常に時間のかかるものなのです。

当然のことながら、手間がかかっているぶん、国産のランドセルの値段は少々高額になります。

人工皮革製品なら5万円~6万円くらい、牛革製品だと6万円~8万円、コードバンとなると10万円以上することも少なくありません。

素材に応じて価格が上がるのはもちろんですが、そこにはランドセルを作る「手間賃」も含まれています。手間暇かけて作っているだけ価格も高くなるのです。

とはいえ、子供にランドセルを贈るのは、その子供が小学校に上がるときだけですよね。

たとえば人工皮革製のランドセルを買ったとして、出費は大体5万円~6万円。一生に一度のプレゼントとして、これは高額な部類に入るでしょうか。

純国産のランドセルは高いといっても、それは法外に高いというわけではありません。値段相応に高いというだけで、ランドセルを一生に一度の特別なプレゼントだと考えれば、それが5万円~6万円程度で手に入るのはむしろ安い、良心的とさえ言えるのではないでしょうか。

したがって私は、この価格の部分についてはデメリットとは言えず、国産のランドセルにはメリットしかないと思います。

結論を先に言ってしまえば、海外で作られたランドセルよりも、日本で作られたランドセルを買ったほうが良いのです。

何故なら国産のランドセルにはメリットしかなく、失敗する可能性が限りなくゼロに近いからです。逆に、外国産のランドセルは「失敗」をする可能性があり、あまりおすすめはできません。

失敗する可能性もある?外国産のランドセルのメリット・デメリット

外国産ランドセルのメリット
外国産のランドセルには、日本企業が海外にある工場で製造したものも含まれます。

製造の指揮を執っているのは日本企業でも、作られたのが海外の工場であるなら、それは外国産のランドセルだと考えたほうがよいでしょう。

外国産のランドセルには「中国で製造されたもの」「メイドインチャイナ」が多く、特にメーカー系と呼ばれる大量生産を行うランドセルメーカーには、中国に工場を置いているところが少なくありません。

ここでは外国産のランドセルのメリット・デメリットを確認していきましょう。

価格が信じられないほど安い?外国産ランドセルのメリットとは?

外国産ランドセルのメリットは、とにかく「安い」ということです。

日本で製造されたランドセルの価格は人工皮革製品でも5万円~6万円くらいはします。もう少し高級な人工皮革ランドセルもあるかもしれません。

国産のランドセルは、素材としては最も安価な人工皮革を用いた商品であったとしても、最低5万円くらいはするものなのです。

それでは外国産のランドセルの価格はどうかというと、最も安いものだと1万円台ということもあります。

全体的には2万円~3万円台のランドセルが多く、純国産ランドセルより価格が高額になるということはありません。

人工皮革製の外国産ランドセルだと、どんなに高くても3万円くらいだと考えていただければよいでしょう。

このように、外国産のランドセルは純国産ランドセルよりも値段が安いのです。これが外国産ランドセルの唯一のメリットであり、それ以外には特にメリットはありません。

品質の面で外国産ランドセルが純国産を上回るということは、基本的にはないからです。

失敗する可能性もある?外国産ランドセルのデメリットとは?

現在では、海外の工場で作られたランドセルにも高品質なものはたくさんあります。

日本の企業が徹底した品質管理を行い、純国産と同等のレべルのクオリティを実現しているわけです。

ですから、今ある外国産のランドセルは、ぱっと見ただけでは純国産のランドセルとの違いがわからないほどに綺麗で、機能性も優れています。

それでは外国産のランドセルのほうが価格が安いぶんお得なのではないか、と思われるかもしれませんが、忘れてはいけないのは海外で製造されたものが不良品だった、欠陥品だったという事例は無数に存在するということです。

また、価格の安さが、人件費の削減だけで実現されているわけではない可能性があることにも注目すべきでしょう。

失敗する可能性がある、欠陥品が届く可能性があるということこそが外国産ランドセルのデメリットであり、だからこそランドセルを買うなら国産を選ぶべきなのです。

一生に一度のプレゼントに、外国産ランドセルを選ぶというようなリスキーな行為はすべきではないのです。

もちろん、外国でランドセルを製造している企業のほとんどが徹底した品質管理を行っていますが、その一方で、品質管理をきちんと行っていない企業もあるでしょう。とにかく早く安く大量にランドセルが製造できれば何でもいいと考えているような企業もあるのです。

しかし、それらの企業が「うちは品質管理を徹底していません」と堂々と言うようなことはありませんから、利用者にはその企業のランドセルが果たして良いものなのかどうか、実際に使用してみるまではわかりません。

そういった「失敗の危険性」があるからこそ、外国産のランドセルは選ぶべきではないというのがまずひとつあります。

さらに、外国産のランドセルが安いのは、人件費がかかっていないことだけが理由ではない可能性もあります。

たとえば、1万円くらいの激安ランドセルは、耐久性や利便性を無視して、とにかく安さだけにこだわった商品であることがほとんどです。

補強材が内蔵されていなかったり、背当てが背中にぴったりフィットする構造になっていなかったりと、様々な問題を抱えていることが多いんですね。

純国産のランドセルは、多少値段が高くなっても品質の良いものを届けようという考えのもとに製造されているため、補強材が内蔵されていないといったような、ランドセルに普通あるべき機能が備わっていないということは絶対にありません。

しかし、安いランドセルを販売することを第一に考えている企業のランドセル、外国産のランドセルには、基本的な機能も備わっていない商品がどうしても多くなってしまいます。

だからこそ、一種の危機管理としてランドセルは国産のものを選ぶべきなのです。純国産のランドセルならほぼ100%良質ですが、外国産のランドセルの場合にはそうはいきません。

失敗する可能性が低い、ほぼゼロであるという意味で純国産のランドセルは優れており、これこそが純国産のランドセルを買うべき理由であり、外国産のランドセルを避けるべき理由なのです。

国産ランドセルと外国産ランドセルのメリット・デメリットまとめ

国産ランドセルと外国産ラン
以上、純国産ランドセルと外国産ランドセルのメリット・デメリットをご紹介いたしました。

外国産のランドセルには価格が安いというメリットがありますが、粗悪な品を掴まされる危険性もありますから、できれば避けたほうがよいでしょう。特に理由のないかぎり、純国産のランドセルを買ったほうがいいのです。

外国産のランドセルすべてが悪いとは言いませんが、純国産ランドセルのほうが失敗する可能性が低いということは間違いのないことです。

ランドセルを選ぶ際には、ぜひそのランドセルの製造地に注目してみてください。日本人が日本の工場で製造を行っている純国産のランドセルを購入するのが無難です。

わからない場合には、そのランドセルが「メイドインジャパン」なのか、そうではないのか、メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。